CompTIA Cloud Essentials+ 受験体験記
CompTIA Cloud Essentials+ (CLO-002) を受験して合格したので、その体験記を書いておきます。
CompTIA Cloud Essentials+
CompTIA資格の中では初級レベルに相当する資格です。 AWSでいうとcloud practitionerに相当するレベルでしょうか。
CompTIA Cloud Essentialsは、ビジネス、または技術的側面から見たクラウドコンピューティングの意義やクラウドの導入によるメリット/デメリットを判断し運用できる知識とスキルを証明する認定資格です。 これからクラウド関連の業務に就くエンジニアの方や、クラウドを提案する営業の方にも最適な認定資格です。
なお、公式ページのキャリアパスによるとProfessional Skillsに分類されており、Coreとは別のパスになっているようです。
学習内容
公式の問題集が出ているようですが、今回は何も購入せずに受験しました。
こちらの出題範囲を参考に、理解が曖昧な語句や略称について簡単に調査したぐらいです。
- RFP/RFIの違い
- SOP(標準作業手順書)
- ITILのサービスライフサイクル
クラウドベンダーの資格と異なり、ベンダを選定する話なども出てくるのでこの辺りは少し念入りに調べています。
他の受験体験記ではTACの問題集だけ解いたという記事をよく見かけます。
自分は約7000円をケチったのでこちらも利用していません。
当日
テストセンターで受験する他の資格同様に、その場でスコアが出て合否がわかります。
機械翻訳の精度があまり良くない
原文を和訳している都合上、日本語として意味が取りづらい文章がそこそこあったように感じます。
原文(英語)の問題文も解答中に切り替えができるので、全体の2割程度の問題は英語に切り替えて回答していました。
テスト用アプリの操作性が悪い
ラジオボタンでの回答になりますが、スクロールのためにページ上をクリックすると別の回答が選択されてしまうことが多々ありました。
試験時間は余るはずなので、最後に一度は流しで選択肢がずれていないか見直すことを推奨します。
文章が独特
実際の試験は文章が少し独特で選択肢に悩む問題もありました。
TAC問題集は実際の文章に近いそうなので、慣れておくという意味で受験するのはありだと思います。
受験結果
勉強時間は3時間ほど。
スコアは751/900でした。100〜900で合格ラインが720なので結構ギリギリです。
関係のありそうな資格では下記を取得しています。
- AWS Solution Architect Associate
- Azure Fundamentals
今回はリテイクバウチャーの販売期間だったので、こちらを購入して受験しています。
ちなみに、合格するとこのような認定証+デジタルバッジがもらえます。